猫ちゃん、こんなことで困っていませんか?
猫がグルーミングしない? 高いところに登らない? それは老化のサインかもしれません。
それぞれの状況から、原因や、あわてずに対処できる方法を考えていきましょう。
グルーミングが減り毛並みが悪くなってきた
猫がグルーミングしないなんてあるの? あんなに頻繁だったのに…。
その原因は「ストレス」によるものかもしれません。
歳をとると、体力も下がってきて、これまで普通にやってきたような動作でもやらなくなってしまうことがあります。人間だと「面倒だから」なんてお話ですが、猫ちゃんの場合には気持ちのものとは言えません。もっと物理的に身体が動かなくなってきているのです。
特に猫がグルーミングをしなくなってきたとなると心配です。だんだん毛並みも悪くなってきて、不健康な印象になってしまうこともあります。
グルーミングは毛並みを良くするだけでなく、身体を清潔に保って、病気を防ぐ役割もあるのでとても大切な行為です。(中にはグルーミングしすぎて毛玉を飲み込んで困ってしまうこともあるので、やりすぎには注意が必要ですが…)
猫がグルーミングを行うのは、食後などリラックスしているときに多いと言われます。逆にびっくりした後にグルーミングすることによって心を落ち着かせることもありますね。
そう考えると、グルーミングをしなくなってきた1つの原因には、ずっとストレスがあって、リラックスできていない可能性もあります。そういう場合には、ストレスの原因を取り除いたり、リラックスできる環境を整えることが大切です。
ストレス状態というのは、神経が乱れ、交感神経が優位になっている状態です。これをコンディショニングできれば、副交感神経優位への切り替えがスムーズになり、リラクゼーション効果を高め、ストレスが軽減されると言われています。
ペタプラス「にゃんくるバンド」というネックバンドに用いられている「スパオール🄬」という素材は、神経を整えて体幹をしっかりさせるということで特許をとった素材です(特許第 6802940)。温泉鉱石の微弱電磁波と炭の輻射熱によって神経を整え、リラックスできるように働くという面からも現在特許出願中となっています(特許申請中(2021 212987))。
こうした機能性を持った首輪や腹巻などが猫ちゃんのリラックス度を高めていけば、落ち着いてグルーミングを再開できるようになるかもしれません。
一方、グルーミングをしない理由の1つに「肥満」があります。太ってしまって全身に舌が届かない、身体が曲げにくくなってグルーミングできなくなった…。もちろん本当に過度の肥満状態ならダイエットが必要かもしれません。(肥満は他の病気の素でもありますから)
でも、それほどの肥満でなくても身体が動かしにくくなっているとしたら、それは神経の働きが弱まって、脳からの命令が身体の各部に伝わりにくくなっているためかもしれません。そうした場合には、神経に適度な刺激を与えて、身体を動かしやすくしてあげることが効果的と考えられます。